こんにちは、台湾のゆっこです。
日本ではどのように報道されているのか分かりませんが、台湾はこのところ大規模デモで沸いています。
「我藐視國會(私は国会を軽蔑します)」をスローガンに掲げ、国民が国会に対して民主国家を守るべく抗議をしているのです。
5月21日には台北の立法院(国会)周辺に3万人を超える人が集結しました。
デモの様子やあらましを台湾在住ノンフィクションライターの近藤弥生子さんがnoteにまとめていらっしゃいます。
台湾では10年前の2014年にも「ひまわり学生運動」という23日間続いた大規模デモが行われています。
こちらも近藤弥生子さんのnoteがとても参考になります。
国会が国民の声を無視するようなことがあると、ひとりひとりが立ち上がり抗議するという真っすぐでとても熱い国民性が伺えます。
21日に続いて24日、台北だけでなく台湾全土に広がり7か所でさらに大規模な抗議デモが行われました。
各地のスケジュールもこのように発表されていました。
24日のデモでは立法院周辺には10万人以上もの人が集まったと報道されました。
夕方の16時くらいに近藤弥生子さんが現場からインスタライブをしてくださったので、その様子を見ていました。
参加者の様子は至って平和で笑顔も溢れていて、デモという言葉から想像する雰囲気とは違っていました。
参加者の疲れを癒すべく無料でマッサージを受けられる場所まであって、近藤さんもマッサージを受けて笑顔。
マッサージを施すお兄さんも笑顔でした。
若い人も多く、子どもの手を引くお母さん、ワンちゃんを連れている人もいました。
一方、マルコスは参加したかったけど仕事で行けず、悔しそうにしていました。
次回のデモは5月28日、台湾全土11か所で行われる予定です。
マルコスが28日のデモには仕事が終わったあとに行けたら行きたい…と遠慮がちに言うので、それは参加するべきだと背中を押しました。
太郎は私に任せて、と。
ひとりひとりの力は小さいけれど、諦めるのではなく、自分ができることを精一杯やる。
小さな力も集まれば大きくなると信じて。
小学生のときに国語の教科書に出てきたスイミーを思い出しました。
がんばれ!台湾!
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