築浅物件のはずなのに…台湾の賃貸物件で起きた「問題たち」を振り返ってみる①謎の漏水

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

2023年の年末に老家(マルコスの実家)を出て親子3人で暮らし始めてから、早いもので1年と半年が過ぎました。

私たちが引っ越したときに、この物件は築5年ほどでした。

基隆の田舎町にしては珍しい築浅物件だったので、こんな物件に巡り合えてラッキーだと思っていました。

しかし、築浅物件でも色々と問題が起きるのが台湾です。

この1年半でどのような問題が起きたのか?

そしてそれをどう解決してきたのか?

記録を辿りつつ、振り返ってみようと思います。



私たちが住んでいるのは賃貸物件なので、なにか問題が起きるとオーナーのキウィさんに連絡をします。

以前、下の記事で紹介している通り、キウィさんはマルコス母の知り合いの娘さんで、バリバリのキャリアウーマンでもあり、接しやすくきちんとした人という印象でした。



オーナーさんとしての対応も良い方だと思います。

しかし、問題が起きるたびに海外出張が多くて多忙なキウィさんに連絡をして、返信を待って…

と、やりとりをしていると、問題が解決するまでには時間を要します



まず引っ越してすぐに、キッチンのシンク下のニオイとカビの問題が起きました。

シンク下は湿気がこもりやすいので多少のニオイは仕方がないとは思うのですが、他の場所に比べてカビが異様に発生しやすいのです。

ニオイの発生源について色々と調べて、パイプクリーナーでパイプの中を掃除し、シンク下の汚れをキレイに拭いて乾かし、寝るときはシンク下の扉を開けっぱなして除湿器をかけたりと工夫をしても問題は解決しませんでした。

これではシンク下に何も置けないという状態が続いていました。

そこで、現状を写真に撮り、キウィさんに報告をし、まずは自分たちでシンク下のパネルとパネルのすき間をコーキングさせてもらうことにしました。

というのも、パネルとパネルが接しているコーナー部分からカビが増えて行くので、そこから湿気が入り込んでいると考えたからです。



キウィさんに許可を取ってコーキングをし、すき間をふさいだものの、根本的な解決にはなっていないので、原因を突き止めるべく、プロにお任せしようと配管工に来てチェックしてもらうことにしました。

キウィさんに信頼できる配管工を探してもらっている間に、今度は水漏れが発生しました。

マルコスが食器を洗ったあとに、キッチンカウンターの下から水が出てきたのです。



排水管が破損している?

でも、破損しているならずっと水が出続けるはず。

水は一定の量でとまり、拭いてしまえばそれ以降は水がしみ出してくることはありませんでした。

水漏れのようすを動画に撮りキウィさんに送り、配管工の手配を促したのですが、春節と被ってしまったせいで予定が延び、ようやく配管工が来たのは春節が明けた2月の半ばでした。

この日はキウィさんも同行してくれて、一緒に状況を確認していきます。

配管工の男性はキッチン下のパネルを外したり、パイプをチェックしたりしていました。

そしてチェックの結果、特に配管やキッチンカウンター自体に問題はなく、キッチン下の水漏れは「結露」によるものだろうと結論付けたのです。

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そんなわけあるかーい!

台湾の冬の気温で、集合住宅で地熱の影響もない中、どうしてキッチンの下だけ大量に結露するのか…

全く納得のいかない私でしたが、わざわざ来てもらった配管工とキウィさんを足止めしてもと思い、突っ込むことはしませんでした。

配管工はキッチン下のパネルを外したままにするので、数日よく乾かすようにと言って帰っていきました。



足元のパネルがわりと簡単に外せることを知れたし、ついでにキッチンカウンターの下の掃除もできて良かったものの、問題は解決しなかったな…と残念に思いました。

そして、今までの水漏れの状況をよく思い起こしてみました。

キッチンの下から水が漏れたのは数回で、決まってマルコスが食器を洗った後でした。

マルコスが食器を洗うと子供が水遊びをしたくらいシンクの周りが水浸しになるので、原因はそこかもしれない。

そう思った私はわざとシンクの横に水をこぼしてみると、見事にシンクと壁の間の古くなったパッキンのすき間からダバダバと水がこぼれていきました。

配管工がパネルを外してくれたおかげでキッチン下が丸見えになっていたので明らかになった事実です。

来てもらった甲斐がありました。



マルコスがシンク回りを水浸しにしたときは水漏れくらいの量の水が床に流れていたし、水を使うたびにパッキンのすき間から水が入り込んで、シンク下が常にジメジメしてしまい、ニオイやカビの原因になっていたのです。

この事実をまたキウィさんに報告し、すぐにYouTubeでコーキングを打ち直す動画を観て手順を確認しました。

そして、劣化している古いパッキンを削り取り、1週間くらいかけて中をしっかりと乾かして、



コーキング剤ですき間を埋めました。



こうして、引っ越してまず始めに起こったトラブルは、2か月かけてようやく解決をしました。

その後、まだまだ問題が起こります。

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