マルコス母(義母)に命令してしまった話

台湾の日常・家族



こんにちは、台湾のゆっこです。

台湾に引っ越して初めの1年くらいは中国語の勉強をしたのですが、それ以降はずっと勉強をサボっているせいで一向に中国語が進歩していません。

そして起こったのが、マルコス母、つまり「義母に命令する」という失敗です。

太郎が生まれてからは、ほとんど全ての食事の準備をマルコス母と姉がしてくれています。

せめて片付けくらいは、ということで、食器を洗うのはできるだけマルコスや私がやるというルーティーンができあがっています。



さて先日、夕飯を食べ終わった後に、マルコスがはちみつレモンを作ってくれました。

命令事件が起きたとき、マルコス姉以外は全員リビングにいて、マルコス特製「野菜室に眠って熟成しきった台湾産リンゴスライス入りはちみつレモン」を美味しい美味しいと飲んでいました。

太郎もご飯を食べ終え、大人たちははちみつレモンを飲み終え、さて片付けるかというタイミングで、マルコス母がカップをテーブルの上に置きっぱなしで部屋に戻ろうとしました。

他にも夕飯を食べたあとの食器がテーブルに残っています。

マルコスが食器を洗ってくれる日でしたが、自分のカップと他の食器もついでにキッチンに運んでくれたらマルコスの手間が省けます。

それと、太郎が最近は色々とよく観察して真似をし始めたので、自分の飲み食いした食器は自分で下げるという習慣を自然と覚えて欲しいとも思ったので、マルコス母に「一緒に食器をキッチンに運びましょう」と言いました。

いえ、言ったつもりでした。

が、実際は「カップや食器をキッチンに運びなさい」とマルコス母に命令していたようです。



私も一緒に食器をキッチンに運んだあと、寝室で太郎の寝かしつけ準備をしていると、マルコスが部屋に入ってきました。

そして、「さっきの言い方だと命令になってしまうから、次回からこう言おうね」と、正しい表現の仕方を教えてくれました。

日常でよく使われる表現で決して難しいものではなかったのですが、言い慣れていないととっさに言葉が出てこないものです。

自分でも可笑しくて笑ってしまいましたが、私が寝かしつけ中にマルコスがマルコス母に説明をしてくれたときに、マルコス母も笑っていたそうです。

何を言いたいかを察してくれて、命令とは思っていなかったようです。

この記事を書きながら思い出し笑いをしていますが、赤の他人に命令してしまっては、誤解を招いて厄介なことになりかねません。

笑いごとで済んでいる今のうちに、もう少し中国語を勉強しないと、と少しだけやる気が出た命令事件でした。

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