こんにちは、台湾のゆっこです。
みなさんは「在留届」をご存じでしょうか?
海外に3か月以上滞在する場合に、滞在先の住所、電話番号、緊急連絡先などの情報を、住んでいる地域を管轄する在外公館(台湾の場合は日本台湾交流協会)に届け出るもので、在留届を提出することは旅券法で義務付けられています。
「義務付けられている」と聞くとギクッとする方も多いかも知れませんが、実は私も在留届を提出したのはたったの1年前です。
台湾でパスポートのオンライン申請をする際に手順を調べていたら在留届が必要とのことで、台湾在住6年目にして初めて在留届なるものを知りました。
在留届をすると、登録したEメールに色々な情報が届くようになります。
・台風〇〇号が台湾に接近するよ(台風情報)
・最近スリが多いから気を付けてね(台湾安全情報)
・加熱式タバコは台湾に持ち込めないよ(渡航に関する注意喚起)
などなど。
そして、3日前にはこのようなEメールが届きました。

「在外選挙に関するお知らせ」というタイトルに引き寄せられるように内容を読むと、台湾でも日本の選挙に参加できる、ただし、在外選挙人名簿への登録が必要とのことでした。
2025年は7月に参院選があります。
つい先日まで日本にいたこともあり、ぜひ私も投票したいと強く思ったので、さっそく本日、日本台湾交流協会に登録申請をしに行ってきました。
しかし、ここで大きな落とし穴が…
登録するには以下の3項目を全て満たしている必要があります。
①満18 歳以上の日本国民であること。
②台北若しくは高雄事務所管内に3 か月以上継続居住していること。
③日本出国時に転出届を提出していること。
台湾居住歴7年目の46歳なので、なんの問題もないように思えるのですが、日本に帰ったときに転入&転出届をしているので、最後に転出してから1週間しか居住していないとみなされてしまったのです。
というわけで、在外選挙人名簿への登録の申請はできたのですが、実際に手続きが動き出すのは約3ヵ月後。
残念ながら7月の参院選には間に合いません。
ああ、無念。
でも、この私の失敗が誰かの役に立つかもしれないと、ここで報告してみました。
海外在住のみなさま、在外選挙人名簿への登録はぜひお早めに!
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