こんにちは、台湾のゆっこです。
今日は台湾の動物たちのお話です。
ある夜の異臭
数日前の夜のこと、リビングでマルコスと話していると、何やらかぐわしい匂いがしてきました。
最初に気づいたのはマルコス。
マ)なんか変な匂いしない?
ゆ)そう?(鼻センサーを働かせる)本当だ、何これ?
お互いを目を合わせて、相手じゃないことを確認し、同時に自分でもないことを確認すること数秒。
うん、臭う。
くんくんと臭いが強い方を辿っていくと、キッチンの奥の室内バルコニーの窓の外から強烈な臭いがしてきました。
マゆ)うげーーーー!なんじゃこりゃーーーー!臭すぎる!早く窓閉めて!!!
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台湾の一般的な家は、防犯のため室内バルコニーか鉄格子で覆われた洗濯干しスペースがあります。日本のようにオープンなベランダがある家は少ない。
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その日は、マルコス母とマルコス姉の洗濯物が干してあったので、匂いが移ってはいけないと、2人で急いで窓を閉めました。
強烈すぎる。
この家に住んで2年4ヶ月、初めてのことでした。
近所のブチャカワ猫
さて、話は変わって、私がかわいがっている近所の猫「みーちゃん」を紹介します。
みーちゃんは、お顔がなんだかぶちゃいく、そしてなんだか可愛い、いわゆるブチャカワ猫です。
近所の家の飼い猫で、天気がいいときは外に出してもらっています。家の周囲から遠く離れることはなく、大抵は家の前のブロック塀の上で大人しく過ごしています。
私はみーちゃんを見かけると、必ず声をかけて構っていました。そのうち、みーちゃんも私という人間に慣れて、姿を見ると撫でろ撫でろとにゃーにゃー鳴くようになりました。
昨日もお天気が良かったので、みーちゃんは外に出て、お昼寝をしていました。
声をかけると、大あくびをして起き上がります。
ファニーな顔で降りてきて、
ポールにこれでもかと頭を擦り付けたり、
下にこれでもかと頭頂部をこすりつけたりして、撫でろアピールをしてきます。
君はなんて可愛いんだと、なでなでしてあげました。
すると満足したのか、急に毛づくろいを始めるみーちゃん。
完全にゾーンに入っておられる様子…
猫は猫だな。
「じゃあ、またね」と声を掛けて、川沿い散歩に出ました。
台湾郊外の犬の生態
台湾の犬にも触れておきます。
台湾では、少し郊外のエリアでは、
・野良犬が自由に散歩をしている
・野良犬をかわいがり世話をする近所の人がいる
・飼い主はリードをつけずに犬の散歩
・普段から特に行動を制限されていない飼い犬多数
というのが、わりと一般的です。(台湾でも都会ではさすがに少ない)
飼われているけど自由な犬
揚げ物屋に可愛がられている野良犬(客にも愛想を振りまく世渡り上手)
工場で飼われていると思われる3匹(自由に川沿いを走り回り、時には川を泳ぐこともある)
道路に突然犬が佇んでいて、びっくりすることも日常茶飯事ですが、概して、とても穏やかな犬が多いです。
犬同士が出会っても、吠えたりせず、マイペースに散歩を続けています。
激しい犬は、さすがに飼い主がリードをつけたり、手足は自由だが口輪を付けられたりしています。
異臭の容疑者
さて、みーちゃんにバイバイして、いつものルートで散歩を始めると、日本では考えられない動物が川沿いを散歩していました。
以前にも紹介したことがある、ある日川沿いに現れた水牛です。
最近、大きい2頭にヨシオとヨシコと名前をつけて、なんとなく散歩するたびにどこにいるかな~と観察していました。
大抵彼らがたむろしている場所は決まっているのですが、思わぬ場所をヨシオファミリーが歩いています。
誰かが管理しているんじゃないのか?
こんなに自由にヨシオとヨシコたちが散歩をしているとは、予想外でした。
ヨシコは急激に進路を変え、ヨシオと子を誘導し、川べりの方に降りて行きます。
そしてお食事タイム。
ということは、あの夜の強烈な臭いの主は君達ではないか!?
家の前の川べりに産み落としたんじゃないのか!?
まさか君たちが、あんな距離を歩いてくるとは思わなかった。
まさか君たちが、こんなに自由に散歩をしているとは思わなかった。
最高に怪しい容疑者ではないか!
放し飼いみたいにしているけど、違法じゃないのかな。
でも、もし捕まったらファミリーはどうなるのだろう?
ヨシオファミリーだけじゃなく、全部で6頭はいます。
強烈なものを家の前に産み落とすのは勘弁だけど、彼らには楽しく安全な水牛ライフを送って欲しい。
まだまだ、予想外のことが起こる台湾ライフです。
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