【箸休め】台北のカルフールの駐車場でタイヤがパンクした話

箸休め

こんにちは、台湾のゆっこです。

今日は箸休めとして、この日曜日に外出先でタイヤがパンクした話をシェアします。

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パンクを発見

自宅は基隆市なのですが、この日は台北の迪化街で見たいものがあったので、ついでに家樂福(カルフール)重慶店にも寄ることにしていました。家樂福重慶店は迪化街まで徒歩5分くらいで行ける上、家樂福で買い物をすれば駐車料金も無料になるのです。

ということで、まずは家樂福に車を停めます。

迪化街でお目当ての物を見つけて購入、さらに周辺で買い物をしていたら夕飯時になってきたので、徒歩圏内の寧夏夜市へ。
いつもの鶏肉飯店が混んでいたので、初めてのお店を試してみたら美味しくて大当たり!
いい気分で家樂福へ戻り買い物をして駐車料金はゼロ精算。

天気もよくて、今日はいい日だったね~なんて言いながら車を動かしたときに、マルコスも私も直ぐに異音と違和感を感じて、目を見合わせて車を停めました。確認すると、見事に前の右タイヤがぺしゃんこになっていました。(それにしても、車が傷だらけ、、、)

ぺしゃんこの前輪

自宅は基隆市なので、まあまあ距離があります。時間は夜7時30分ごろでした。

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パンクの修理

修理屋を探す

さて、どうしようかと思っていたら、ちょうど目の前をカルフールのベストを来た若い男性の店員が通りかかりました。

マルコス「車がパンクしてしまったんだけど、近くに修理屋さんはありますか?」
店員さん「うーん、知りません。自分で探してみて下さい。

チーン・・・

ただの通りすがりの人かと思うくらいの応対です。ここは台湾、こういうことは良くあります。親切な人も多いですが、この店員はそういうタイプではありませんでした。

仕方がないので、googleマップで近くの修理屋を探して、電話を掛けたら繋がり来てくれることになりました。後で地図で確認すると150mほどのところにある修理屋さんでした。

パンクの原因を見つける

10分ほどして、青年がやってきました。車をゆっくり動かしてタイヤを確認すると、ネジがバッチリと刺さっていました。。。

刺さっているネジを発見

修理を依頼する

修理屋まで近いので、車を運んで修理できれば300元(1080円くらい)で済むとのこと。しかし、移動を試みましたが、ミシミシとあまりにも危険な音がするので断念。

また、この車は中古なのですが、前の持ち主が後ろに積んでいた小さいリフトやスペアタイヤは使い物になりませんでした。

次の手段は、修理屋からリフトを持ってきて駐車場でタイヤを外し、タイヤを修理屋まで運び修理してまた駐車場まで持ってきてもらう方法です。リフトが重いのと、タイヤも運ばねばならず行ったり来たりが必要になるので、費用は800元(2880円)になるとのことでした。いきなり倍以上になり適当な価格設定だろうなと思いましたが、お願いすることにしました。

青年はリフトを取りに去っていきました。戻ってくるとリフトのパーツらしきものをバラバラと何故か隣の車の駐車スペースに放置して、何も言わずに再び去っていきました。

バラバラとした部品を放置

しばらくすると、その青年がキックボードみたいにリフトに身体を乗せて、片足で地面を蹴ってゴロゴロと音をさせながら現れました。

キックボードみたいなリフト

車を持ち上げてタイヤを外します。

リフトで車体を持ち上げる
タイヤを外す

外れたタイヤを小脇に抱えて、青年は修理をしにまた去って行きました。このとき8時45分くらい、パンクを見つけてから1時間以上が経過していました。

タイヤを抱え去っていく青年

また隣の駐車スペースにものがはみ出したまま放置です。

白線をまたいでいても気にせず放置

リフトで持ち上がったままの車内で待つわけにもいかず外で待機です。その間、反対側の黒い車の持ち主が帰ってきたので、すみませんと放置されていた小さな部品をどかします。更に、白い車の持ち主も帰ってきたので、すみませんとリフトの棒を立てて地面に放置されていたポールをどかします。

そういう、いかにも起こりそうな事態を想定しない(もしくは気にしない)ラフな感じも台湾ぽいです。

待つこと20分、修理されて綺麗に丸くなったタイヤを今度はコロコロと転がしなら青年が戻ってきました。

転がるようになったタイヤ

戻ってきたタイヤはスポンジみたいなものがキュッと詰められていました。ちょっと不細工な見た目ですが、安全に帰れればこの際何でもいいです。

塞がれたタイヤの穴

修理されたタイヤを車に戻します。

タイヤを付ける

こうして無事にタイヤの修理が終わりました。21時を回っていました。

修理後直後の記念(?)撮影

営業時間をオーバーしてしまったんじゃないかとマルコスが尋ねると、青年の修理屋は家族経営だそうで、日曜は通常定休日とのこと。たまたまこの日は出かけずに家に居たので電話を取って対応してくれたそうです。不幸中の幸いでした。

修理費用を支払う

さて、約束の800元を青年に支払おうとしたら1000元札しかありません。案の定、青年はおつりを持っていません。(お願いだから予想を覆しておくれよ、お兄さん)
そして、彼におつりを持ってくるという選択肢はなさそうです。

不測の事態ということで、追加で掛かっている駐車料金をちゃらに出来ないか交渉をしに服務台(サービスカウンター)へ行く予定だったので、私たちがお金を崩すことにして、青年には少し待っていてと伝えました。

パンクした時の通りがかりの店員の対応とは打って変わって、服務台の担当者はとても感じがよく、駐車料金取り消しも両替もスムーズに応じてくれました。

駐車場で待っていた青年に料金を支払うと、「アリガト」と日本語でお礼を言ってくれました。少し心が和みました。言葉って大切ですね。

こうして、日曜の夜に少々クタクタになりながら帰宅しました。でもこうしてブログに書けるような新しい体験が出来たと思えば、悪いことばかりではありませんね。

おまけ 家樂福(カルフール)重慶店の紹介

家樂福重慶店は日本から友達が遊びに来ると、お土産の仕入先として紹介したり案内したりします。私の大好きな寧夏夜市も近いし、私の願いが叶ったお寺「霞海城隍廟(シャーハイチェンファンミャオ Xiá hǎi chénghuángmiào)」がある迪化街も近いです。台北駅や中山駅付近にホテルを取っている場合もとても便利な立地です。

広い店内には、家電、日用品からお菓子、台湾茶、お酒、調味料、フェイスパック、薬類など何でも揃っていて、お土産を一気に買い出すのに大変オススメです。旅先でお土産のことで頭を悩ませるのは時間が勿体ないので、こういう場所で一気に買い出すにかぎります。

もう一つ、最大と言ってもいいオススメ理由は営業時間の長さです。台湾では珍しく夜中の2時まで営業しています。どこか観光して帰ってきてから行っても、十分間に合います。

販売フロアは地下1階と2階で、地上階にはレストランが入っています。ビルの上の方の壁広告は派手なのに、入り口付近は地味で分かりにくいですが、人が出入りしているので分かると思います。是非、一度立ち寄ってみて下さい。

家樂福重慶店 Carrefour Chung Qing Store
 住所:台北市大同區重慶北路二段171號
    (No. 171號, Section 2, Chongqing North Road, Datong District, Taipei City)
 電話:02-2553-7389
 営業時間:9:00-2:00(定休日なし)

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