こんにちは、台湾のゆっこです。
「台湾の朝食と言えば?」と聞かれたら「豆漿(豆乳)」を思い浮かべる人も多いと思います。なにせ、豆漿は台湾の朝食店名の定番ですからね。
私は恥ずかしながら、台湾の食文化もなにも知らずに引っ越してきました。
スーパーには大きなボトルの豆乳が何種類も並び、朝食店では作り立ての豆乳が提供されることを、台湾に移住してから知りました。
日本にいるときから、牛乳よりも豆乳を好んで飲んでいた私にとっては、嬉しい食文化です。
私は毎日1~2杯の豆乳を飲み、家族も私ほどではないですが豆乳を飲むので、以前は2リットル入りの豆乳をわりと頻繁に買いに行ってました。
こちら、お気に入りの「義美」というメーカーの黒豆の豆乳です。
賞味期限が近づいた商品は、価格を下げるのではなくて、豆腐をテープでぐるぐる巻いて、おまけをつけるという手法を取っているのが面白いです。
さて、最近はこの大きなサイズの豆乳を買いに行くことはなくなりました。
マルコス母が市場で豆乳メーカーを買ってきてくれて、毎朝できたて熱々の豆乳を飲めるようになったからです。
こちらが豆乳メーカーです。
ボディーの直径が10cmくらいの、小ぶりのポットといった外観です。
豆乳の他に、フルーツジュースボタン(一番下)もあります。
ポットの中は、小さな刃と水位上限のラインのみという、とてもシンプルな作りです。
上限の線が、ポットの高さの半分くらいについています。
結構激しく刃が回転するので、この線を越えると、攪拌中に豆乳が溢れてしまいます。
豆乳の作り方はとても簡単。
洗った乾燥大豆を小さいカップ2杯、水を大きいカップ2杯、
ポットに入れて豆乳ボタンを押すだけです。
大豆を水で戻す必要もありません。
ボタンを押したら、25分で出来上がります!
ボタンを押して5分くらい経つと、ウィ~~~ンと刃が回転している音が私の部屋まで聞こえてきます。お湯で柔らかくなった大豆を粉々にして、加熱して大豆エキスを抽出しているんですね。
機械を使わずに豆乳を作る手間を考えると、こんなに簡単に乾燥大豆から作った豆乳は、本当に豆乳なのかと疑問が湧かなくもないですが、美味しければOK!
果たして、お味は???
濃厚で美味しい!
大豆のつぶつぶ食感がある豆乳です。
クリーム色の出来たて豆乳に、黒胡麻を入れて栄養チャージ!
濃厚黒胡麻豆乳のできあがり♪
私はそのまま飲みますが、ハチミツで甘味を足しても美味しそうですね。
一度に作れる量は320ml程度なので、マグカップ1杯と少しといったところ。
飲む人が多いと、何度か作らないと足りません。
ふと、気になりました。
経済的にはどうなのだろうか?
・市場で売られている大豆は600gで25元(約90円)
・豆乳320ml作るのに大豆は40g使う
・義美の豆乳が2リットルで57元(約205円)
といった条件から、ちょっと計算をしてみると、、、
自家製豆乳2リットルは、たったの15元で作れるとな!
(水、光熱費を加味しています)
しかし、ちょっと待った!
豆乳マシーンが2000元(約7200円)かかっています。
ということで、マシーン代を加味すると、豆乳を96リットル作ったらペイする計算になりました。
96リットル作るには、300回豆乳マシーンを使う必要がありますが、半年かからないでしょう。
出来たてホヤホヤの濃い豆乳を毎朝飲む。
なんという、台湾ぽい健康的な生活でしょう。
日本の友人が似たような商品をネットで探したところ、15000円くらいする商品があったと教えてくれました。
ちょっと高いから検討中だとか。
我が家のマシーンに比べて、構造も機能も良さげな商品でしたが、豆乳作るのに15000円はちょっと悩みますよね。
台湾旅行に来た際に、豆乳マシーンを買うのもありかもしれませんね。
お気軽にコメントください
私も普段からソイラテとか大好きなので、豆乳を作る機械、買いました~。
でもなんだかんだいって買うほうが楽で・・・ズボラーでダメですね。
義美のとか、好きです。
ゆっこさんを見習って家でちゃんと作ろう!
日本もこれだけお豆腐もあったり、大豆も身近なのに
豆乳があまり浸透しないでしょうね?
メイフェさん
家で作った出来たてホヤホヤ豆乳にハマっております!(笑)
メイフェさんはお忙しいですが、私は外に働きに出てないので
時間がありますからね。
確かに、日本のスーパーには牛乳パックサイズの豆乳って
数種類しかないですよね。
牛乳メーカーの政治的なニオイを感じますねぇ。
今日もしっかり飲みましたよ!メイフェさんも台湾に戻られたら是非!