こんにちは、台湾のゆっこです。
本ブログに登場するマルコス家の親族といえば、お馴染みのユニークな義理伯母「大阿姨」ですが、義理叔父「大舅」もなかなかの個性派であります。
大舅の特徴と言えば、急に大量に食べ物をくれること。
先日は生肉を貰ったのですが、その部位が独特で扱いにくいものでした。
今日は生肉の写真が出てきます。
苦手な方は上のリンクに飛んでしまってください。
ある日、いつものごとく急に近所に住む大舅が持ってきてくれたもの、それは豚のお腹の肉と卵管でした。
独特すぎる!
両方とも初めて食べる部位です、きっと。
卵管はモツの一種なので、処理も大変だし、
なんだっていつもこんなに大量なんだ!
クルクルしているのが卵管だそうです。
やはりモツは調理前はあまり見たくない代物でした。
これらの独特な部位の肉を使って、マルコス母が四神湯という薬膳スープを作ってくれました。
四神湯は、山藥、蓮子、芡實、茯苓という文字通り四種類の漢方と豚の小腸やリブロースを煮込み、塩や酒でシンプルに味付けをしたスープです。
四神湯に使う漢方は、セットになっているものを近所の漢方薬局で一袋100元(約440円)で買ってきました。
山藥は山芋、
蓮子は豆花のトッピングにもよく使われるハスの実、
芡實はオニバスの実という良くわからない物だけど、食べられるヤツ、
茯苓は薬膳スープによく使われている、白くて硬くて食べられないヤツ、
以上が四神湯の基本の四つの漢方です。
そこに、薏仁(ハトムギ)とたぶんショウガも入っています。
(ハトムギは四神湯によく足される常連食材のようです)
そして、一般的には小腸やリブロースを使って作られる四神湯を、お腹の肉と卵管で作ったものがこちらです。
モツって一見美味しそうには見えませんね。
お腹の肉。
油っ毛はなくて、サッパリでした。
卵管がくっついていた部分。(実はこれを食べたときは大腸だと思っていました)
特に癖もないモツ。
卵管部分も同じく癖も臭みもなく、サッパリとしたモツでした。
ニンニクや醬油膏で作ったタレを付けて食べたら美味しかったです。
四神湯の味自体は、「薬膳」がそこまで出張ってきておらず、味付けもシンプルであっさりとしているので飲みやすかったです。
もし「薬膳」にもっと引っ込んでおいて欲しいときは、ショウガを入れて、醤油も足して味付けをしたら良さそうです。
日本に一時帰国するときに、四神湯の漢方セットを実家に持っていくことにしたので、母と豚のお腹の肉や卵管以外の部位で作ろうと思います。
お気軽にコメントください
四神湯、大好物です!
ハトムギや内臓がたっぷりはいったタイプが好きです~。
こんなに好きなのに家で作ったことがなかったのだけれど、
この漢方パックを買ってきて自分で作ってみたらいいんですね。
ニンニク醤油。
私も台湾に来てから常用しています。
何に付けても美味しいし・・・。
四神湯、飲みたくなっちゃった。
台中の花市の中にあるお店のが美味しいので、今日行ってこよー!
メイフェさん、四神湯が大好物とは!
ちなみにマルコス姉も大好物らしいですよ。
私はメイフェさんと逆で、外で食べたことがないので、
メニューで見つけたら食べてみようと思います!
早速買いに行っちゃうメイフェさん(笑)
家庭によっても少し味付け違ったりするんですかねぇ。
味付けをどうしたか、また教えてください!