こんにちは、台湾のゆっこです。
日本の友人たちと会って、台湾での生活や文化の話をすると、きまって友人たちが
え!なにそれ!?
信じられない!
考えられない!
と、大きく反応する話題があります。
それは、以前このブログでも紹介している台湾の改名制度。
生まれたときに親が付けてくれた名前を殆んどの人が一生使い続ける日本において、急に自分の名前が変わったり、家族や友人の名前が変わるというのは異常事態とも言えます。
それに、日本ではそもそも改名のハードルはとても高いです。
台湾では運勢が悪くなったという理由で名前を変えてしまうのだから、日本人には理解しがたいことでしょう。
身近なところでは、夫マルコスも今の名前は3つ目です。
二度も改名をするのは、台湾でも少数派だそうですが、台湾では改名したからと言って驚かれることはありません。
実はマルコスのみならず、マルコス家族は、マルコス母もマルコス姉も改名をしています。
あるとき、家族3人で一斉に名前を変えたそうなので、その日を境にマルコス母は娘と息子を新しい名前で呼び、姉弟同士も新しい名前でお互いを呼ぶことになったわけです。
それって、どんな感覚なのでしょうね。
息子を持った今、改めて想像してみても、太郎が名前を変えるというのはちょっと、いや、かなり抵抗があります。
マルコスと2人で考えた息子の名前に愛着があるし、太郎は太郎以外の何者でもありません。
太郎は、「太郎と言う名前も含めて太郎である」という感覚、日本人ならきっと伝わりますよね。
とはいえ、太郎の人生は太郎のものなので、名前を変えると彼が決めたなら止めることはできません。
でも、ママちょっと寂しいな、くらいは伝えてもいいかなと思っています。
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