こんにちは、台湾のゆっこです。
先日、居留証(Alien Residence Certificate)の更新をしました。
居留証は、台湾在住の日本人である私の身分を証明するのに必要不可欠なカードです。
更新手続き自体は簡単なのですが、実はひとつミスをしました。
2年分更新したはずなのに、届いた居留証の有効期限は2ヵ月半くらい短くなっていました。
確認すると、これには理由がありました。
ちょうど良い機会なので、
・居留証の更新手続きに必要なもの
・更新は代理人でもいいのか
・自宅で撮った写真の加工法
・有効期限についての注意事項
などをまとめます。
更新手続きの手順&受け取りまでの日数
居留証の有効期限のひと月ほど前に、「そろそろ居留証の期限が切れるから更新に行きましょうね~」というお知らせが届きます。
有効期限が切れると罰金があります。
10日以内は2000元(約9000円)、最高で91日以上だと1万元(約45,000円)になります。
そんな無駄なお金を支払わずに済むように、速やかに更新手続きをしましょう!
更新手続きは、住んでいる地域にある移民署で行います。
私は基隆市在住なので、内政部移民署基隆市服務站で手続きをしました。
申請から1週間ほどで、郵送で新しい居留証が自宅に届きます。
ちなみに、新しい居留証のID番号は変わります。
台湾では自分のID番号もパスポート番号も空で言えて当たり前という風潮があり、実際に使う場面も多いので暗記をしたのですが、また暗記し直しです。とほほ。
更新手続きに必要なもの
・現在の居留証
・パスポート
・写真1枚(横3.5cm×縦4.5cm)
・費用(1年更新1000元、2年更新2000元…5年まで)
・申請用紙(ダウンロード or 現地で記入)
【写真】
写真は自宅で撮影し印刷したものでOKでした。
その際、ちょいと手を加えますので私のやり方を紹介します。
スマホで背景が白い壁の所で撮影(マルコス撮影)
↓
Fotorで顔色を調整(Fotorは無料のオンライン写真エディター)
↓
背景をペイントで白くする(まずは大きく「選択/四角」で白く抜く、細かい所は「ブラシ」で白く塗る)
↓
Excelなどで3.5×4.5サイズの四角を作り写真のサイズを合わせる
↓
写真プリント用はがきに印刷
印刷は設定次第で顔色が大分変わるので、なるべく明るく印刷できる設定を見つけます。
紙の種類や印刷クオリティの設定を変えると、印刷時の顔色がだいぶ変わります。
おでこのあたりだけお見せします。
かなり色が違うのが分かると思います。
もちろん下の写真を採用しました。
(背景に色がついているように見えますが、実際は真っ白です)
【申請用紙】
申請用紙は事前にダウンロードして記入もできます。
移民署のHPより「外國人居停留案件申請表」をダウンロードしてください。(スクロールすると下の方にあります)
※最新の情報は移民署のHPでご確認くださいませ!
更新手続きは代理人でもできるのか
更新手続きは代理人でもOKです。
実は3年前の更新時も今回も、自分では行っていません。
3年前はマルコス母が近くに出かけるついでに更新手続きをしてくれました。
今回は太郎を連れていくほどのことでも、ということでマルコスが行ってくれました。
申請用紙に本人のサイン欄があるのですが、担当者がわざわざ出直すこともないからと天使のささやきをしてくれたようです。
真面目なマルコスから一報ありましたが、私は二つ返事でよろしく!
マルコスが代理でサインしても大丈夫でした。
融通のきく担当者さんに当たるか分かりませんので、心配な方は事前に申請用紙をダウンロードして、記入してから代理人に託してください。
有効期限に関する注意点
古い居留証の有効期限は2022年10月15日でした。
そして、郵送で届いた新しい居留証の有効期限は2024年7月30日。
あれれ?
2年更新したのだから2024年10月15日のはずでは???
確認をすると、パスポートの有効期限が2024年7月30日だからということでした。
居留証の有効期限とパスポートの有効期限が連動しているとは知りませんでした。
では、約2か月半分、居留証の有効期限を失ってしまったのかというと、そうではありません。
パスポートの更新をしたら、居留証の有効期限も本来の期限に戻してくれるそうです。
つまり、権利はあるけど見かけ上はパスポートの有効期限に合わせるしかないということ。
パスポートは有効期限1年を切ったら申請が可能なので、その時がきたらまずパスポート更新し、それから居留証の期限変更の手続きをするそうです。
ということで、二度手間になってしまうので、パスポートの有効期限との兼ね合いで、何年更新するかを決めた方がよさそうです。
以上、どなたかの参考になれば幸いです。
さて、新しい番号の語呂合わせ考えなきゃ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
応援クリックいただけると励みになります。
お気軽にコメントください