どうしても「タロイモ」が「苦手」なお母さん

箸休め


こんにちは、台湾のゆっこです。

一カ月ほど前、マルコスの生徒さんのお母さんから手作りのタロイモスウィーツをいただきました。



そのお母さんはスウィーツのお店をオープンしようと計画中だそうで、その試作品ということでした。

まん丸で可愛らしいフォルムをしています。



いざ、実食!

大福のような生地の下にはタロイモペースト、そしてベリー系のフルーツが中に入っていました。



実食後の満場一致の感想は、

タロイモが硬い

でした。

白い生地は既成品を使い、中身を手作りしたそうです。

外の柔らかい生地に対して、中のタロイモペーストが硬すぎて、何かを失敗しているとしか思えない感じです。

味はすごく不味くもないけど、すごく美味しくもないという、微妙な感じでした。

いただいておいて酷評という苦しい結果を、きっとマルコスはやんわりとお母さんに伝えたのだと思います。

すると、何かの工程を間違えたとのことでした。



それから1ヵ月、昨日またマルコスが同じお母さんから試作スウィーツをもらってきました。

今回は2種類です。



ひとつは前回と同じような大福系、もう一つはミニパイのようなスウィーツです。



パッと見は美味しそうです。

ただ、ミニパイの方をよく見ると、随分とサイズが違うのが気になります。

色味からしてタロイモと思われるクリーム部分のボリュームが全然違います。



ま、取りあえず食べてみましょう。



大福から食べてみると、紅豆(小豆)のあんと、中にはイチゴが入っていました。



今度は紅豆が硬いということもなく、味も美味しくて、前回のタロイモよりもずっとレベルアップしていました。



お次はミニパイです。

一口食べて、



んんん…

美味しくない…



実はすでにミニパイを食べていたマルコス姉が「美味しくない」との感想を述べていたので、「そうなの?」とかじったのですが、本当に美味しくなかったのです。

パイは乾燥していて味もイマイチ(これは既製品かもしれません)、そしてタロイモクリームは砂糖を忘れたのかと思うほど甘味がなく、かといってタロイモの風味もなく、ちょっと硬めの粘りのあるテクスチャーでした。

お母さん、ごめんなさい。

正直に申しまして、タロイモとの相性が悪いかと思われます。

どうか、他の食材でスウィーツを作ってください。



どうしてもタロイモが苦手なお母さん。

今回も何かの工程を間違えたのかな。

また次回作に期待です。

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