こんにちは、台湾のゆっこです。
ここ最近、マルコスとマルコス母がはまって観ていた台湾ドラマ「小資女孩向前衝/Office Girls」が面白そうで、中国語学習にもよさそうだったので紹介します。
このドラマは2011年に台湾でヒットしたドラマです。
私はまだゆっくり観られていないのですが、ここ最近はリビングでこのドラマが流れていたので、登場人物のキャラクターや設定、ストーリー展開はなんとなく分かります。
百貨店営業部で働く沈杏仁(シェン・シンレン)は、古くてボロボロの家に住むお母さんと一緒に暮らす家を買う資金を節約しながら一生懸命ためているまじめな女の子。
そのシンレンの部署に、実は社長の息子だということを隠して新入社員として秦子奇(チン・ズーチー)が入社してきます。
この二人の恋愛を中心に、コメディ要素たっぷりで、時に泣けるストーリーが展開していきます。
このドラマ、主人公の二人が私好みの爽やか美男美女で、まずその時点で観たくなります。
シンレン役の柯佳嬿(アリス・クー)さんは、大学卒業後は幼稚園の先生をしながらモデルもしていたというユニークな経歴の方です。
役柄も相まって、キレイカワイイという最強のビジュアル♡
ズーチー役の邱澤(ロイ・チウ)さんは、バレーボールで大学に進学し、台湾代表にも選ばれたことがあるという、これまたユニークな経歴の方です。
マルコスも惚れるイケメン♡
また、シンレンの上司で経理という役職の史特龍(シー・ターロン)の顔芸みたいな演技がまた面白いんです。
ターロン経理役の李沛旭(パトリック・リー)さんは、後にボディビルダーになったとマルコスが言っていたので、検索をかけるとありました!
ムッキムキ!
ちょっとドラマの役柄からは想像もできない変異をとげていました。
ムッキムキの写真は2018年だったので、かなりの三枚目キャラを演じた7年後にこのボディーになったということですね。
何が彼をボディービルダーへの道に駆り立てたのでしょうか。
ズーチーのお父さんであり会社の社長である秦慕白(チン・ムーバイ)の発音が、北京語っぽい巻き舌音が多いので中国人かと思ったら、台湾人でした。
このくらいの年代の役者さんは北京語っぽい発音の人も多いとマルコス姉が言っていました。
そんな発音にも注目して観るのも面白いですね。
ドラマは全部で40話あります。
1話45分ほどあるので、結構なボリュームです。
多分マルコス母は3日くらいで全て観たんじゃないかと思います。
朝から夜中まで時間さえあればずーーーーっと観ていましたから。
見終わるには相当な時間がかかりますが、マルコスもマルコス母もやめられない止まらない状態だったので、続きが気になる相当惹きこまれれるドラマなのだと思います。
マルコスは何度か感動して泣いたとも言っていました。
我が家は台湾のNetflixでみているのですが、これが音声は原語のみで、字幕は中国語と英語のみという私の中国語力では相当厳しい条件です。
マルコスの解説必須です。
でも、おかげで必至でついていこうとするので、必然的に鍛えられそうな予感がしております。
中国語の学習に向いていると思ったのは、
・世代や時代背景がマッチしているので自然な会話が学べる
・ほどよくスラングが混ざっている
・上司部下のやりとりなどの会社での会話が学べる
・ドラマ自体が面白いと自然と観たくなる、知りたくなる
といった点からです。
最後のポイントが一番大切かもしれないですね。
特に語学が目的だと繰り返し見ることになるので、その作品が好きじゃないと続きません。
全部は分からなくても、面白いな~と思う言い回しを何度も聴いて、真似して言ってみて、少しずつ語彙が増えていけばいいんです。
まだ1話ですが、その中で私が面白いと思って記憶に残った中国語に「A貨」というのがあります。
これは「偽のブランド品」のことです。
ズーチーの腕時計が高級ブランドのものだと指摘されて、これは偽物だというシーンで出てきました。
社長の息子であることを隠しているので、苦し紛れの言い分けをしたのです。
野菜にもA菜というのがあるのですが、たまにアルファベットを組み合わせた単語があるのもおもしろいですね。
中国語のままでよければ、YouTubeで観ることができます。
日本語字幕のものだと、アマゾンプライムやU-NEXTで観られるようです。
日本語のタイトルは「進め!キラメキ女子」です。
なぜなんだ、日本語のタイトルが絶妙にダサいではないか。
でも中身は面白いので、中国語の勉強をしたい方も、台湾ドラマに興味がある方も、是非一度見てみてください。
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