こんにちは、台湾のゆっこです。
実家で過ごすこと、早20日。
この間、あのにっくき害虫ごっつぁんに2回も遭遇しました。
しかも、2回とも黒くて大きい方のごっつぁんです。
台湾の自宅でもそんな頻度で見ないのに、やはり一軒家は入りやすいのですね。
1回目は母が見つけて、仕留めました。
2回目は、夜に太郎も寝た後にトイレに行こうと部屋のドアを開けると、猫の海(うみ)ちゃんが壁をじーーーっと見ています。
何だろうと、その視線の先を見ると、大きなごっつぁん!
すぐさま既に寝ていた母を起こします。
眠そうに、「え~どこよぉ」とベッドから起きてくる母の背中から、「部屋出たらいるから、見て!」と母を廊下へ押しやります。
すると、さっきとは場所を変え、ごっつぁんは天井にいました。
「あれじゃ届かないよ。ちょっと椅子持ってきて、見てるから。」と、母。
届かない、とは…
急いで1階のリビングから椅子を持ってきて、2階の廊下でごっつぁんを見張っている母になるべく距離をとりながら渡し、さっと離れます。
すると、母は椅子に乗り、届くかなぁと言いながら、手を構え、パンと叩きました。
ごっつぁんは下に落ちて動けなくなったので、その間にさっとトイレットペーパーで捕まえていました。
そうなんです、母のすご技とは、
素手で叩く
です。
いやいや、もうあなた凄すぎるよ。
ごっつぁんを素手で仕留める人、他に知らないよ。
仕留めた後は、「手洗わなきゃ」と面倒くさそうに階下に手を洗いに行っていました。
素手で叩くなんて、私からすると信じがたい行為なのですが、母の言い分はこうです。
- スプレーを取りに行っている間に逃げられたら元も子もない(そうだけど…)
- 手で叩いちゃうのが一番早くて確実(その”手で”ができないんだよ)
- 一度も失敗したことがない(凄いとしか言いようがない)
- 一度も潰しちゃったこともない(あなたに標準装備されたその能力、なに?)
- ごっつぁんなんてただの昆虫(そうか??????)
- 叩いた後は手をよく洗えばいいだけのこと(それは是非おねがいします)
大人になり、他の大人を知るにつれ、母は変わってる人だなとは思っていますが、やっぱり独特な考えと能力の持ち主です。
絶対に仕留めたい気持ちが勝ったゆえの、素手で仕留めるという方法。
そして、なぜか程よい塩梅で叩ける能力。
誰も真似できない、いや、したくないすご技ですね。
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