毛嫌いしていた「ドン・キホーテ」が少しだけ好きになった話

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

台鐵とMRTと高鐵が乗り入れる「南港駅」台湾で3店舗目となるドン・キホーテがオープンしたのは2023年8月のことでした。

南港駅は最寄駅から一本で行けて、駅ビルが直結しているのでとても便利です。

店内は小ぎれいで気持ちいいし、外に出ることなく食事や買い物ができるしで、台湾に引っ越した当初から度々訪れる場所です。

約1年前のある日、用事があって駅の外に出ると、ドン・キホーテの黄色い大きな看板が目に入り、近々オープンするということを知りました。



上の写真の通り、ドン・キホーテは海外店舗になると「DON DON DONKI」と名前を変えます。

店内で流れている曲の歌詞の一部を抜粋したようなネーミングですね。

この看板の写真を撮ってから約1年、実はつい最近までDON DON DONKIに行ったことがありませんでした。

ドン・キホーテの雰囲気が好きではないからです。

日本で何度かドン・キホーテに行ったことはありますが、ごちゃごちゃとカラフル過ぎるし、どこに何があるか分かりにくい見せ方にイライラするし、迷子になりがちだしで、毎回行くと疲れてしまうのです。

そんなわけで、南港駅のDON DON DONKIがオープンしても、ドン・キホーテアレルギーが発動し、店の前にすら行ったことがありませんでした。

ところが先日、友人と南港で一緒に遊んだ帰り際、娘さんが気に入っているお菓子があるとのことでDON DON DONKIに寄るというのです。

お菓子自体も気になるし、勝手を知っている人となら…

ちょっと行ってみっか!(急に孫悟空)

と気分が乗ったので初めて行くことになりました。



店内のデコレーションがやたらと日本推しで、海外店舗らしさがあります。



日本と言えば「桜」なのですね。



日本のドン・キホーテに比べて店内のレイアウトがややすっきりした印象を受けます。



そして何より、日本のものが沢山売っていることにテンションが上がります。



日本のスーパーでも目に付くネクタイおじさんの塩こんぶ



じゃがポックルも色々な種類があるのですね。



日用品も色々とあって、まるで日本のスーパーにいるみたいです。



日本限定発売だったはずのじゃがりこ発見!
九州しょうゆ味があったので、時期によっては他の味も仕入れていそうです。



お酒もおつまみも充実の品ぞろえです。



わぎゅう~。142gで510元はなかなかのお値段。



ひと通り店内を回り、

・輸入物なのでかなり割高感はあるが、日本に帰れないときに日本の食材を仕入れるにはよい

・見ているだけでも日本人の私はとても楽しい

・日本のドン・キホーテより商品の配置やポップが分かりやすく、すっきりしていてストレスが少ない



と、友人のおかげで「DON DON DONKI、見直したぜ!」と上から目線の感想を抱いたので、その後も何度か訪れています。

何度か行くうちに気づいたのは、「挑戦状」という札の商品はかなりの目玉商品のものが多いということ。

激しく円安なので約5倍で計算しても、100円を切るキャラメルコーン



賞味期限が近いことで99元(約500円)になっているマルちゃん正麺



中には、まだまだ挑戦が足りない「挑戦状」商品もありますが、このほろほろ焼が台湾で売られていることに口角は上がりました。



こうして、友人のおかげで毛嫌いしていたDON DON DONKIが好きになったのですが、先日事件が起こりました

この日は初めてマルコスと一緒にDON DON DONKIを訪れました。

私ったらこのドンキに詳しいのよ~なんて案内するつもりで店内に入ったら、あれあれ、レイアウトがまるっきり変わっているではありませんか!

そして、前より迷路っぽい作りになっているような…

やっぱりドン・キホーテって苦手かもとアレルギー反応が出始めたのですが、日本の商品を見ているうちに楽しさが増してきて、気持ちを持ち直し、挑戦状商品をかごに入れて満足して帰路につきました。

日本のドン・キホーテは苦手だけど、海外のDON DON DONKIは少し好き。

そんなこともあるのですね。

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