台風21号の爪跡

台湾の日常・家族


こんにちは、台湾のゆっこです。

台風休暇から一夜明けて、今日は通学も通勤も通常に戻りました。

昨夜はものすごい強風で、家の中にいても怖いくらいでした。

20時ごろ、そろそろ太郎を寝かせようと寝室に行くと、カーテンの向こうに光がチラチラとしていたので外を確認すると、前の道路にパトランプを付けたパトカーが停車していました。

何か事故でもあったのかと思ってよく見ると、大きな木が道路に倒れていました

安全を確保するためにパトカーが停車して注意を促していたのです。

しばらくすると、業者さんがやってきて、ウィ―――ンと木を切る音が聞こえてきました。

その間も、外はものすごい強風です。

作業している方たちは他の人たちの安全のために危険な仕事を引き受けてくれていると思うと、頭が下がる思いでした。



さて、今朝、太郎を幼稚園に送るために道路を歩いていると、そこかしこに台風21号の爪跡がありました。

道路沿いには飛ばされてきた木の葉っぱや枝



それらで排水溝が詰まり、大きな水たまりができていました。



幼稚園の入り口前も倒木があり、いつもの出入り口は封鎖されていました。



倒木は他にもありました。

倒木と共にコンクリートも破損していたり、



昨夜、家の前で倒れた木は根元で切られ、



幹から折れてしまっている木もありました。



道路沿いには葉っぱや枝の他にも、割れたプラスチックの大きな板やごみ、靴など色々なものが落ちていました。



國慶節のときに道路に並べられた台湾の国旗がそのままだったので、飛ばされてあちこちにありました。



道路標識もこんなにぐにゃりと折れ曲がってしまっていました。



バス停、駐車場の看板なども折れ曲がっていました。

台風のあとは、破損したものの修復も大変ですし、道路はもちろんのこと、駅舎や病院、消防署などの公共の施設の掃除もとても大変そうです。

身近なところでは、先日掃除をしたばかりの家の裏のバルコニーも飛んできたもので散らかっているので、天気がよくなったらまた掃除です。

太郎を送っただけでこれだけ周囲の様子が変わっているのですから、激しい台風が来たときは、おとなしく家で過ごして身の安全を守るのが第一だとしみじみ感じた朝でした。

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